利用規約
無人航空機操縦士試験申込システム利用規約
無人航空機操縦士試験申込システム利用規約(以下、「本規約」という。)には、一般財団法人日本海事協会(以下、「本会」という。)が提供する無人航空機操縦士試験申込システム(以下、「本システム」という。)の提供条件及び本会と本システムを利用される受験者との間の権利義務関係が定められています。本システムの利用に際しては、本規約の全文をお読みいただいたうえで、本規約に同意いただく必要があります。
第1条(目的)
本規約は、本会が提供する本システムの利用に関し、本システムを利用される受験者に同意していただくことが必要な事項を定めることとしています。
第2条(定義)
本規約において使用する以下の用語は、各々以下に定める意味を有するものとします。
(1)「本契約」とは、本規約を契約条件として本会と受験者の間で締結される、本システムの利用契約を意味します。
(2)「本会」とは、国の代行機関として無人航空機操縦者技能証明制度における試験事務を実施する指定試験機関である一般財団法人日本海事協会を意味します。
(3)「本システム」とは、本会が受験者へ提供する無人航空機操縦士試験の申込みを管理する無人航空機操縦士試験申込システム(理由の如何を問わず、本会のシステム自体又はシステムの内容が変更された場合は、当該変更後のシステムを含みます。)を意味します。
(4)「受験者」とは、無人航空機操縦士試験を受験する者を意味します。
(5)「試験」とは、学科試験、実地試験、身体検査を意味します。
第3条(適用)
1.本規約は、本会と受験者との間の、本システムの利用に関わる一切の関係に適用されます。
2.本会が本システム及び試験に関し、本規約に関連して個別の注意事項を定めた場合、その注意事項は、本規約の一部を構成します。
第4条(登録)
1.受験者は、本規約を遵守することに同意し、かつ本会の定める一定の情報を本会の定める方法で本会に提供することにより、本会に対し、本システムの利用の登録を申請することができます。
2.前項に定める登録の完了時に、本契約が受験者と本会との間に成立し、受験者は本システムを本規約に従い利用することができるようになります。
3.受験者は、本システムの利用の登録申請に際し、二重の登録申請はできません。
4.受験者が未成年者である場合は、事前に親権者など法定代理人の包括的な同意を得た上で本システムを利用しなければなりません。
5.本会は、受験者が、以下の各号のいずれかの事由に該当する場合は、登録及び再登録を拒否することがあり、またその理由について一切開示義務を負いません。
(1)本会に提供した登録事項の全部又は一部につき虚偽、誤記又は記載漏れがあった場合
(2)反社会的勢力等(暴力団、暴力団員、右翼団体、反社会的勢力、その他これに準ずる者を意味します。以下同じ。)である、又は資金提供その他を通じて反社会的勢力等の維持、運営若しくは経営に協力若しくは関与する等反社会的勢力等との何らかの交流若しくは関与を行っていると本会が判断した場合
(3)過去本会との契約に違反した者、又はその関係者であると本会が判断した場合
(4)本規約第9条に定める措置を受けたことがある場合
(5)その他、登録を適当でないと本会が判断した場合
第5条(登録事項の変更)
受験者は、登録事項に変更があった場合、本会の定める方法により当該変更事項を遅滞なく本会に通知するものとします。
第6条(ユーザーID及びパスワードの管理)
1.受験者は、本システムを利用するにあたり、ユーザーID(メールアドレス)及びパスワードを適切に管理及び保管するものとし、これらを第三者に利用させ、又は貸与、譲渡、名義変更、売買等をしてはならないものとします。
2.パスワード又はユーザーIDの管理不十分、使用上の過誤、第三者の使用等によって生じた損害に関する責任は受験者が負うものとします。
第7条(料金及び支払方法)
1.受験者は、本システムに掲載している各試験にかかる手数料を、本会が指定する支払方法により本会に支払うものとします。
2.本会が定めた支払期日までに手数料を入金しなかった場合、本会は当該受験者の申請の取消しを行うものとします。
3.手数料を支払期日までに入金後、次に掲げる場合においては、手数料の払戻はいたしません。
(1)受験者の都合により、試験の受験をキャンセルした場合
(2)試験会場での各試験の受験にあたり、公共交通機関の遅延又はその他の交通手段により、受付時間に間に合わなかった場合
(3)天災地変により、試験会場での試験が実施できない場合
(4)その他本会の責めに帰すべき理由に該当しない場合
4.以下の場合に限り、所定の手続きを行っていただくことで手数料を返金します。
(1)集合試験方式による回転翼航空機(マルチローター)の一等または二等の実地試験手数料を支払い済みで、返金手続き申込み時点で本会の実地試験予約を有していない場合
(2)返金手数料の支払いに同意する場合
第8条(利用期間)
本システムの利用期間は、本会が定める期間とします。
第9条(本システムの利用)
1.本システムを利用する際は、第3条に定める利用登録を行った受験者のユーザーID及びパスワードを本システム上で入力するものとします。
2.本システムの利用について、本規約に定めのない事項については、本会が別途定めるマニュアルによるものとします。
第10条(禁止事項)
受験者は、本システムの利用にあたり、以下の各号のいずれかに該当する行為又は該当すると本会が判断する行為をしてはなりません。
(1)法令に違反する行為又は犯罪行為に関連する行為
(2)本会、本システムの他の利用者又はその他の第三者に対する詐欺又は脅迫行為
(3)公序良俗に反する行為
(4)本会、本システムの他の利用者又はその他の第三者の知的財産権、肖像権、プライバシーの権利、名誉、その他の権利又は利益を侵害する行為
(5)本システムを通じ、以下に該当し、又は該当すると本会が判断する情報を本会又は本システムの他の利用者に送信すること
・過度に暴力的又は残虐な表現を含む情報
・コンピューター・ウィルスその他の有害なコンピューター・プログラムを含む情報
・本会、本システムの他の利用者又はその他の第三者の名誉又は信用を毀損する表現を含む情報
・過度にわいせつな表現を含む情報
・差別を助長する表現を含む情報
・自殺、自傷行為を助長する表現を含む情報
・薬物の不適切な利用を助長する表現を含む情報
・反社会的な表現を含む情報
・チェーンメール等の第三者への情報の拡散を求める情報
・他人に不快感を与える表現を含む情報
(6)本システムのネットワーク又はシステム等に過度な負荷をかける行為
(7)本会が提供するソフトウェアに対するリバースエンジニアリングその他の解析行為
(8)本システムの運営を妨害するおそれのある行為
(9)本会のネットワーク又はシステム等への不正アクセス
(10)第三者に成りすます行為
(11)本システムの他の利用者のユーザーID又はパスワードを利用する行為
(12)本システムの他の利用者の情報の収集
(13)本会、本システムの他の利用者又はその他の第三者に不利益、損害、不快感を与える行為
(14)本システムで掲載する本システム利用に関する注意事項に抵触する行為
(15)反社会的勢力等への利益供与
(16)その他、本会が不適切と判断する行為
第11条(本システムの停止等)
本会は、以下のいずれかに該当する場合には、受験者に事前に通知することなく、本システムの全部又は一部の提供を停止又は中断することができるものとします。
(1)本システムに係るコンピューター・システムの点検又は保守作業を緊急に行う場合
(2)コンピューター、通信回線等の障害、誤操作、過度なアクセスの集中、不正アクセス、ハッキング等により本システムの運営ができなくなった場合
(3)地震、落雷、火災、風水害、停電、天災地変などの不可抗力により本システムの運営ができなくなった場合
(4)その他、本会が停止又は中断を必要と判断した場合
第12条(登録抹消等)
1.本会は、受験者が、以下の各号のいずれかの事由に該当する場合は、事前に通知の上、当該受験者に対して本システムの利用を一時的に停止し、又は受験者としての登録を抹消することができます。また、本会は、受験者が以下の各号のいずれかの事由に該当する場合は、試験を停止し、その合格を無効とした上で、国土交通省に通報することがあります。
(1)本規約のいずれかの条項に違反した場合
(2)登録事項に虚偽の事実があることが判明した場合
(3)支払停止若しくは支払不能となり、又は破産手続開始、民事再生手続開始、会社更生手続開始、特別清算開始若しくはこれらに類する手続の開始の申立てがあった場合
(4)第3条第3項各号に該当する場合
(5)第9条各号に該当する場合
(6)その他、本会が本システムの利用又は受験者としての登録の継続を適当でないと判断した場合
2.当会は、本条に基づき受験者が行った行為により生じた損害について一切の責任を負いません。
3.本条により登録が抹消された場合、又は合格証明番号及び試験合格証明書の発行が取り消された場合、受験者の支払った利用料は返金されません。
第13条(利用終了)
受験者が、本システムのアカウント情報ページから利用退会手続きを行うことで、利用終了とします。
第14条(本システムの内容の変更、終了)
1.本会は、本会の都合により、本システムの内容を変更し、又は提供を終了することができます。
2.本会が本システムの提供を終了する場合、本会は受験者に事前に通知するものとします。
第15条(免責)
1.本会は、本会の故意又は重過失による場合を除き、本会による本システムの変更、提供の中断、廃止、受験者の登録の抹消、又は本システムの利用による機器の故障若しくは損傷、その他本システムに関して受験者が被った損害について、賠償する責任を一切負わないものとします。
2.本システムに関連して受験者と他の受験者、若しくは第三者との間において生じた紛争等については、本会は責任を一切負わないものとします。
第16条(個人情報等の取扱い)
本会が、本システムに関連して取得した受験者の個人情報は、本会が定める「個人情報保護規則」及び「個人情報保護方針」に従い、取り扱うものとします。
また、本システムに登録した個人情報は、国土交通省及びCBT運営会社に提供いたします。
第17条(本規約等の変更)
本会は、本会が必要と認めた場合は、本規約を変更できるものとします。本規約を変更する場合、変更後の本規約の施行時期及び内容を本会システム上での掲示その他の適切な方法により周知し、又は受験者に通知します。但し、法令上受験者の同意が必要となるような内容の変更の場合は、本会所定の方法で受験者の同意を得るものとします。
第18条(権利帰属)
1.本システムに関する知的財産権は全て本会又は本会にライセンスを許諾している者に帰属しており、本規約に基づく本システムの利用許諾は、本会システム又は本会にライセンスを許諾している者の知的財産権の使用許諾を意味するものではありません。
2.受験者は、前項の権利を侵害する行為を行わないものとします。万一、本会又は本会にライセンスを許諾している者の権利侵害により権利者との間で問題が発生した場合、受験者は自己の責任と費用でその問題を解決するものとします。
第19条(連絡/通知)
1.本システムに関する問い合わせその他受験者から本会に対する連絡又は通知、及び本規約の変更に関する通知その他本会から受験者に対する連絡又は通知は、本会の定める方法で行うものとします。
2.本会が登録事項に含まれるメールアドレスその他の連絡先に連絡又は通知を行った場合、受験者は通知を受領したものとみなします。
第20条(協議事項)
本システムの利用について、本規約によって解決できない問題が生じた場合、本会と受験者の間で双方誠意をもって話し合い、これを解決するものとします。
第21条(準拠法及び管轄裁判所)
1.本規約及び本契約の準拠法は日本法とします。
2.本規約又は本契約に起因し、又は関連する一切の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
第22条(連絡先)
本システムの利用又は本規約についての問い合わせは下記の通りとします。
一般財団法人日本海事協会
【問合せ先】
無人航空機操縦士試験ヘルプデスク
050-6861-9700
受付時間:9:00~17:00(土日・祝日・年末年始を除く)
【2022年11月15日制定】
【2023年01年20日改定】